オムレツを作った。やけに黄色が濃いオムレツ。いつもこのたまごで作るとパンケーキもなにもかも真ッ黄色になる。
卵は庭で拾った。昨年5月に産まれたメイがうんだもの。
産まれた時はこんなに小さかったのにもうすっかりふてぶてしい胸を突き出してあるくしっかりしたメンドリになった。
小屋のなかで産んでほしいからこのところ午前中いっぱいは小屋に閉じ込めている。
でもそれでもウオサオして外に出たがり、よく養鶏場で聞く様ななんとも切ない鳴き声を聞くと、もう外にだしてやりたくなる。それは私が卵が欲しいから、ではなくて、知らないところに卵をたくさん産み、それを温め出してしまうと夜、小屋にもどってこなくなるから閉じ込めて、小屋の巣箱の中で産んでほしいと思っている。
いままで一度メイは外泊したことがあって、そのとき私は宮古島の浜にいたのだけれど、隣のひとからみつからない、って心配そうに電話が何度もかかって来たのだ。その日は宮古島は20度くらいある年末だったし、西の方だからまだ明るい夕方だったのだけれど、ここはもう氷点下でしかも暗い中を、動物に食べられては、、、と必死にさがしてくれたのだ。そして夜、犬のポチがみつけてみれて、バタバタいうメイを袋をかぶせて大人しくさせ、小屋にもどしてくれた。
とっても大事に思ってくれているのだ。そのチャボを外泊させるわけにはいかない。
クロが戻って来なくなった時もやはり家族で東京の同窓会にでているときで、それは2泊どこにいるかわからなかったのだけれど、小屋のすぐわきの薪小屋の下から朝、飛び出て来て餌をたべるのでわかった。
いつだって、そうやって滅多にない問題が私のいない家でおこるものだから、それで卵をちゃんとわかるところで産んでほしいのだ。
昨日もそうやって私は午前中がまんしたのだけれど、やはりなんともいえない動き方と鳴き方をするので出してやった。
そしたらトイレに駆け込む人みたいに猛ダッシュしてメイが行った先はここ。
笹のなかに潜り込んだ。
キキもそとで待っている。それでしばらくして立ち去ったあとに茂みをみたら5つの卵があった。
また明日もここで産んで欲しいので2つ残して3つもらった。
やっぱり黄身の濃いたまごだった。おひさまみたいに黄色い明るい満月のような黄色い黄身。
朝、見たら残りの2個の卵はもうなくなっていた。昨日卵をくわえて飛ぶカラスを隣の人が見たと言うからカラスかもしれないし、暖かくなったのでハクビシンかもしれないし、アオダイショウかもしれない。みんなで分けて食べよう。
PR
カレンダー
最新記事
(12/03)
(11/24)
(11/24)
(11/24)
(11/20)
カテゴリー
フリーエリア
ブログ内検索
最新CM