竪穴式住居はわすれていたけれど1.5メートルくらい掘ったところで生活するとあった。
昨日アイヌの住居で検索して出て来たページに地下は一定の温度になる、と書いてあって
なるほどな、と。
それからもっと地下は夏冬の温度が逆転するのだそうだ。
それから、あまりに寒いと薪を燃やすと外の空気が入って来ていくら燃やしても寒い
とあった。
たしかに、薪ストーブをつけたほうが温度差があって気流が発生するから暖かい、と感じるまでにはかなり燃やさないといけない、と感じたことがあって、そうだろうな、と想像。
おもしろい。
自分のメモにリンク先をここに残しておこう。
http://www.chinetsu.jp/cise01.php
ホームページから引用
「朝かけつけた私は、前夜帰る時と質の違う、初めて体験する「耐えられない寒さ」に驚きました。
前夜の夜、外気温がマイナス5℃の時、座っている場所の温度は10℃程度ありましたが、朝外気温度がマイナス17℃になった時には、囲炉裏の傍の同じ場所が、薪を燃やせば燃やすほど、ますます温度が下がってマイナスになり、背中に強い冷気流が襲ってきました。燃えることによって、冷たい外気を吸引していたわけです。見上げると、多量の薪燃焼によって、断熱材であるはずの屋根雪の棟部分がぽっかり開いていました。
もし、外気がマイナス30℃程度まで下がれば、燃やす量に比例して囲炉裏をめがけてマイナス30℃の冷気が襲い、燃焼空気は勢いの強い上昇気流となって、雪の融けた屋根から出ていたはずです。
「寒ければ燃やせばよい」という暖地の採暖の意識が、まったく通用しない環境だったのです。」
引用終わり
なるほどなあ。
すごい体験。
あとはここが気になった
引用ここから
「体感温度は、気流が少ない時は、空気の温度と周囲の表面温度(=放射熱)が同じ比重で私たちに作用します。つまり、体で感じる温度は、室温と周囲の放射熱との平均温度なのです。
現代の住宅は、室温が20℃でも外気温が低いと窓や壁や床の表面温度が室温より低くなっています。もし表面温度が10℃程度しかなければ、体感温度は15℃しかありません。冬の室温が20℃では物足りなく感じるのは当然です。
薪を燃やしているチセの体感温度が20℃室温が5℃ということは、(5℃+□℃)÷2=20℃ですから、放射温度は35℃ということです。」
引用終わり
なんだろう、うちは温度(室温)としてはそんなに暖かくないときもぬくい感じがする。
そのぬくい感じがどこからきているのかな?と思ったのだけれどこれを読んで、それから週末の土のワークショップを受講して
なんらかの蓄熱体があってそこから放射しているのではないか?と考えた。
それが玄関に敷いたレンガかもしれないし、45ミリの無垢の杉板かもしれないし、と思ったけれど
このチセの研究を読んで
ひょっとすると地盤の強化のために基礎の下に1.5メートル厚に転圧してある砕石の作用かもしれない、
と思った。
でも一番は直接のお日様のあたたかさで、窓はペアガラスだけれど東と南は断熱性能の高いLoweや遮熱loweにしなかった。それはお日様の熱をできるだけ受け取ろうとおもったからで、寒かったり暑かったりすればその外側の断熱雨戸を閉めて対応しようとおもったからだ。
なので気分の問題もあるが、窓は「年末に掃除するもの」という気持ちではなく、雨が降って濁ればすぐに磨くようにしている。
イギリスでは窓は常に磨いてあるのが当然でそうしていないと近所から苦情がきて、窓掃除は専門の仕事の人もいたが、自分は必死に磨いた、とイギリスに駐在していた友達が話すのをきいた。イギリスなどは天気もよくないし、できるだけお日様の光をいれようとする気持ちからかもしれないな、と磨いていて思った。
スコップがあっても穴を掘るのは大変だから、大昔の人はどんな工夫をして掘ったのだろう、と耕した程度にしか見えない穴をみて思う。