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千葉県立中央博物館にて秋の展示「どんぐりの世界」で学んだこと

場所は青葉の森
房総かるた「あ」の札にもなっている「青葉の森 自然をまなぶ博物館」のその博物館。
西洋式の庭園や芸術文化ホールなども敷地にある。周囲は住宅や団地。幹線道路沿いにはサイゼリアやココス、スシロー、ダイソウ、などそうした店が並ぶような場所。

立派な施設なのにあまり来ている人もない。
もったいないな。

  • ドングリの雌花について


どんぐりは常緑広葉樹と落葉広葉樹がある。うちにもドングリの木とよばれるものが何本もあるけれどまったく実をつけないものもあって、それはメスの木とオスの木があるのだろうとおもっていたけれど勘違い。

雄花は垂れ下がってとてもよく目立つが雌花はとても小さい。その上のほう枝にちょこんとついている。




どんぐりとなるものは一年前に受粉したもの。
今年のものではなかった。

どんぐりの尖った方が雌花の名残。

  • マスティングについて

ドングリは成り年と成らない年がある。
マスティングと呼ばれるもので、これによってドングリを食べて育つ生物の数の調整に役立っている。ネズミの数との表がこちら。

極端に成った年の翌年はネズミの数が増え、成らない年の次はネズミの数が減る。

  • マテバシイの活用

マテバシイはもともと人が使うので植えたもの。内房では海苔の養殖に、外房ではカツオの薫製の燃料やいぶす時の木としてつかわれていたけれど、いまは使い手が減ってその実を鹿が食べて生息いるそう。ちょっと増えすぎは困る。



  • 食べられるドングリについて

鹿が食べているこのマテバシイはタンニンが、つまり渋が少ないからで、スタジイを炒って食べたこともあるけれど表をみるとそれにはタンニンが最も少ない。
穀物コーヒーなどにも入っている。
父は戦争中にどんぐりをたべると言葉がでなくなると言われていた、と言っていたけれど極度の陽性で言葉がつまってしまうのだろう。
マテバシイやトチノミを粉にして、水で何日もさらして食べる地域もあるそうでそうした処理の紹介や商品となっている紹介もしてあった。韓国ではドングリの粉がスーパーに片栗粉と並んでおいてあるという紹介もあった。


  • 自宅に

食糧難にマテバシイとおもって何本か苗木を探して植えたけれどいまは一本が大きく成って背丈くらいになった。コナラやクヌギはタンニンが多いからそう言う時に食べるときはよくよくさらしてからにしよう。

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