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2014年11月16日日曜日に行われた土のワークショップに参加

参加者は東京や千葉市、外房の近郊の町、そして近所からおよそ20名の参加
年齢層はおよそチュウネンからちょっと上くらい。だいたい前後の人たち。

土地の粘土をつかって作る農家のかまど
というのが今回のワークショップで作るもの。
土による農家かまどは有効で有能、ぜひ伝えて広めて欲しい、といdうことではじめられた。


有効で有能、なにに展開させて使いこなせるかな、、、、と期待

必要な材料は土地の粘土、粘土と言うのは休耕田からとれる
砂、砂は知らなかったけれど、国家が管理しているので持って来たらいけないものだそうだ。
砕石、割り栗石 これは一番下に転圧。重たいから土間に沈まないよ言うに置くもの。
それから
消石灰、左官用というのが売っているが高い。農業用のでよい。一杯(20キロの袋のことみたい)500円程度。
耐熱レンガ これは中古でいい。直接火が当たる場所に。セメントや石灰はわれるそうだ。石でもよいが、ここ千葉には石の不毛地帯だとか。たしかに多摩の実家では石ころをよく見たが、こっちにきて砕石しかみてないかも、と思う。

釜輪 
ロストル(あれば、鋳物で棚をつくって空気が入るようにするもの)
わらスサ(稲わらの本当に繊維にしたもの)

粘土と言うのは粒子の細かい砂のこと。
粒子が細かいから染料にもなるし、組織に入り込んでしっかりと接着する役目ももつ

消石灰とは骨、貝殻や石灰岩を700から1200度で焼いたものが生石灰で、それが水反応を起こして消石灰になり、空気中の酸素と反応して固まり、また消石灰となる。
との説明
なので消石灰を混ぜた粘土、砂、土のペースト(水反応)は乾燥する(酸化)につれて強固になっていく。

セメントとの違いは焼成温度。セメントは2000度から3000度なので環境負荷が高く、耐用年数が60年と短い。消石灰による三和土(ここでいう三和土『たたき』と読む、は玄関前などの場所をさす言葉ではなく、素材としての三和土)はその数十倍も耐用年数がある。1700年くらい経っている五重塔などの土台はこの三和土よる版築(はんちく)構造。



工法は3つ
たたく
つむ
ぬる
その他投げつける、というのもある

前回のタタキ(三和土)は水、石灰、粘土 にがり
それに強度を持たせるために砂や砂利をいれることも。土俵は入れない。
粘土と砂の割合の基本は1対3
収縮率の高い粘土に砂をまぜることでひび割れを防止する


水が少なめで叩き固める。水が多いと固まらない。
握ったときにだんごになるくらいの硬さに加減する

炉の立上がり築地(ついじ)の見本

粘土を置きその上に割れ瓦を乗せる 離しておくこと



その上に粘土を重ね置く



コテ
この曲がったあたりで瓦をたたくと空手のチョップみたいに割れる
が、私がやってもカチンと軽い音をたてるばかり
コツがある

外で説明をうけたあとに本番前にデモをつくる。
炉の
立上がりは消石灰の入っていない(入ると火に弱い)砂、粘土水のペーストと古い割った瓦で立ち上げ。中央の芯に「タダでガソリンストにいくともらえる」バケツを入れて立ち上げ。

粘土にもっとバーミュキュライトやわらスサをい
れて軽くしないと重みで崩れた。水平を
とってなかったので傾いた
方に簡単に崩れる、ということがこのデモでわかりました


作ったものは崩してまた材料に戻る、それがいい



 








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