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さっきのは画像が重たくなって修正が利かなくなったのでこっちで続き。

さきほどの外で練習に作ったかまどの炉の立上がりは比重が重たかったのか、傾いた拍子に崩れたり、その自らの荷重で崩れたりした。
これを防止するためにはその比重を軽くしてやる必要がある。

写真)やりなおしで作ったあとにみんなで抑えて芯のバケツを抜く

比重を低くすることで断熱効果が高まることは前述したが、この場合、砂と粘土の砂のかわりにバーミュキュライトや籾がら、くんたんなどの軽い骨材をいれることによって断熱性能がたかまるだけでなく、より厚塗り、立体造形が可能となる。炉の断熱性が高まる、ということは燃焼温度が高まる。
七輪が珪藻土によってできていて、とても軽いのに燃焼温度が高いのはこのためである。



午後からは本番。
あらかじめ割り栗石と砕石を転圧し、その上に三和土で基礎を築いた上に耐熱レンガを敷く。
耐熱レンガは一つ300円程度と高いが中古が販売されいているらしい。その際の注意は「サイズが違う」ことだそうだ。


 

砕石、割り栗石を転圧した上に三和土で基礎をつくり、その上に耐熱レンガを敷く。耐熱レンガの下には粘土ペースト。木槌でたたきながら水平を取りる。粘土ペーストをつけ接着することで強度も上がる。


レンガとレンガを貼り付ける。貼り付ける面と面に粘土の水練りをつける。それがポイント。


粘土は粒子が細かいから何にでも入り込む。染料にもなる。そしてモノとモノをくっつける。水が入ればペーストに。乾けば硬化する。
そして熱が加わると焼き物になりさらに強固となる。


水と空気で化学反応して勝手に硬化する石灰もおもしろい。そこに火が加わってさらに固まる。


土と水と空気と火か。四大元素だ、世の中これしかないのに、混沌とした気するのは細部から捉えているからかも。



火入れのレンガを積むために30ミリ20ミリでカット


炉を築地したあとに煙突の部分を造作する。
煙突の道は焚き口の反対側、高さは焚き口よりも上、煙が逆流せずに昇るように。


親方の「長い、あれ、あれをもってこい」という程度の言葉でスタッフa
ピタリと親方が必要とするものをもってくるのに
はしびれた。
この男の子、良いお嫁さんになるな。


麻ひもを巻いている。土付きをよくするため。
よく朽ちた土壁に紐に土壁がくっついてぶら下がっているのをみることがあるけれど、あれだな、あれ。

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2014年11月16日日曜日に行われた土のワークショップに参加

参加者は東京や千葉市、外房の近郊の町、そして近所からおよそ20名の参加
年齢層はおよそチュウネンからちょっと上くらい。だいたい前後の人たち。

土地の粘土をつかって作る農家のかまど
というのが今回のワークショップで作るもの。
土による農家かまどは有効で有能、ぜひ伝えて広めて欲しい、といdうことではじめられた。


有効で有能、なにに展開させて使いこなせるかな、、、、と期待

必要な材料は土地の粘土、粘土と言うのは休耕田からとれる
砂、砂は知らなかったけれど、国家が管理しているので持って来たらいけないものだそうだ。
砕石、割り栗石 これは一番下に転圧。重たいから土間に沈まないよ言うに置くもの。
それから
消石灰、左官用というのが売っているが高い。農業用のでよい。一杯(20キロの袋のことみたい)500円程度。
耐熱レンガ これは中古でいい。直接火が当たる場所に。セメントや石灰はわれるそうだ。石でもよいが、ここ千葉には石の不毛地帯だとか。たしかに多摩の実家では石ころをよく見たが、こっちにきて砕石しかみてないかも、と思う。

釜輪 
ロストル(あれば、鋳物で棚をつくって空気が入るようにするもの)
わらスサ(稲わらの本当に繊維にしたもの)

粘土と言うのは粒子の細かい砂のこと。
粒子が細かいから染料にもなるし、組織に入り込んでしっかりと接着する役目ももつ

消石灰とは骨、貝殻や石灰岩を700から1200度で焼いたものが生石灰で、それが水反応を起こして消石灰になり、空気中の酸素と反応して固まり、また消石灰となる。
との説明
なので消石灰を混ぜた粘土、砂、土のペースト(水反応)は乾燥する(酸化)につれて強固になっていく。

セメントとの違いは焼成温度。セメントは2000度から3000度なので環境負荷が高く、耐用年数が60年と短い。消石灰による三和土(ここでいう三和土『たたき』と読む、は玄関前などの場所をさす言葉ではなく、素材としての三和土)はその数十倍も耐用年数がある。1700年くらい経っている五重塔などの土台はこの三和土よる版築(はんちく)構造。



工法は3つ
たたく
つむ
ぬる
その他投げつける、というのもある

前回のタタキ(三和土)は水、石灰、粘土 にがり
それに強度を持たせるために砂や砂利をいれることも。土俵は入れない。
粘土と砂の割合の基本は1対3
収縮率の高い粘土に砂をまぜることでひび割れを防止する


水が少なめで叩き固める。水が多いと固まらない。
握ったときにだんごになるくらいの硬さに加減する

炉の立上がり築地(ついじ)の見本

粘土を置きその上に割れ瓦を乗せる 離しておくこと



その上に粘土を重ね置く



コテ
この曲がったあたりで瓦をたたくと空手のチョップみたいに割れる
が、私がやってもカチンと軽い音をたてるばかり
コツがある

外で説明をうけたあとに本番前にデモをつくる。
炉の
立上がりは消石灰の入っていない(入ると火に弱い)砂、粘土水のペーストと古い割った瓦で立ち上げ。中央の芯に「タダでガソリンストにいくともらえる」バケツを入れて立ち上げ。

粘土にもっとバーミュキュライトやわらスサをい
れて軽くしないと重みで崩れた。水平を
とってなかったので傾いた
方に簡単に崩れる、ということがこのデモでわかりました


作ったものは崩してまた材料に戻る、それがいい



 








うちだけかな、サッシの周りが結露して、それから角がカビてるの、、
こんな。



朝のうち、サッシの周りが結露しているうちに古い歯ブラシでこすってみた。それからぼろきれで拭き取り。
これだと水は用意しなくていいから、楽。

こうした場所も周りが黒いと気持ち悪い。磨いたら気分がいい。
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気のせいながら景色もすっきりと見えてくる。

見えているはずなのに見ないようにしている、天井同様無意識の領域だけに案外と影響が大きいな、と掃除してみて気持ちの晴れて気がついた。



窓は雨のたびに磨いて光がちゃんと届くようにしている。秋は光が黄色なんだとこのごろ家にいると思う。


年末にむけてあちこち掃除。今の流行りは歯ブラシ。
大先輩が無くしてしまった34ミリと反対は15ミリの輪行用スパナをくださることに。
それにしても気を遣ってない自転車。

カゴもないし、脚をあげたり、それから姿勢もあって長く乗るともれなくぎっくり腰がついてくる。
それで2年前に茂原のサイクルショップでワイヤー、チェーン、バーテープ、ブレーキシューすべてメンテナンスして整備したものの、怖くて乗れてなかった。カゴもないし。

でも、スパナをくださることになったので、ここは手をかけてあげよう。

先週、長く持っている靴を手入れし磨いたのがとても気分が良かったので、その続き。


昨日は走行5分の近所まで。


用意したもの、ミシン油、薄めた洗剤森のなかま、ぼろきれ、古歯ブラシ。

古い歯ブラシの先が開いているのは先端をハサミでカットすると力が垂直に入るから磨きやすそう。

とことん使えるまで使う


さて、こちらが茶色にコーディネートしたチェーン。こんなにしたゃいかん、いかん。

何度見てもダメなものはダメ。ラピュタの城の巨人兵はこんな色してるのかな、と思う。好きな色ではあるのだけど、チェーンはこんなのはダメ。

さび落としには556と思って探したが見つからず。代用できるものを調べていたら、556はかえってサビを寄せるとあったのでミシン油でまずは歯ブラシでサビをこそいだ。そのあと洗剤つけて別の歯ブラシでこする。
先ほどの毛先の短くなった歯ブラシはチェーンの中に歯が届かないので、表面だけだなあ、長いほうが良かったか…



土の上じゃないところは浄化槽のところなので、下でぽこぽことバッ気の音がする。
折りたたみの小さい椅子を用意してみたのでとても無理な姿勢はなく作業できる。見通して準備。これぞ主婦力。


銀色だと思っていたチェーンは黒だったみたい。今のチェーンは黒いのね、、。

物持ちが良いことは
単にその人だけの物持ちの良さという性質とか性格の問題ではなく、
その間にそれを失うような戦や震災や天変地異が私の過去になかったということで、
そうした巡り合わせで、
私の実力や性格以上のものの働きでもたせてもらっていることに
ありがたいな、
と思うことが
たった先週の金曜日、前回習った一週間の間にあって、
今日、物持ちが良いですね、
と言われたときに
その思いがでてきて、
物持ちが良いし、大事にとってあって偉いだろ、
という奢った気持ちだったのだけど、

今週は同じことをしていても
ありがたいな、
という感謝の気持ちに
すこし謙虚な気持ちへ
ほんと、この一週間で変わったのが、

生きてること=変化すること
なのだけど、
人生折り返したところからでももう背は伸びなくても心はまだ変化成長していくことを
と同じことを繰り返すことで
自分の変化に気が付けるなによりのことで、
良かったな
と思う


ないものや良いものを欲しがるのではなく、今あるものをもののなかから良いものを引き出したり、手入れ、手直しし、それを大切に手入れしながら飾ったりしまうのではなくて、使っていきたいな


と思ったところで

しらないこと、できなかったこと、
全く新しいことよりも、
あるのに使っていなかった技術や能力を蘇らせる、というのはこの42から49までの第6七年期の人生の課題といわれるのだけど、
まさにこのことか。
これからない能力をつけるのではなく、あるのに閉まってあった、能力を出してきて汚れをとり、磨いてみたら
案外とよかったり
その能力が喜んだり

するのかも。
と、気がついた



このひょんなことから靴職人というグリム童話の中でしか存在しなかった職人さんと出会って
予算もあるし、まずは持っている靴を直そう、と思ったことは
それもまたなにか私に気が付けよ、と仕組まれた運命なのだろうけど、
これで靴を作っていたら、またなんでも器用にできるでしょ、と奢るだけで終わりだったけれど、
きっと靴も器用に作るにはちがいないのだけれど、

それとは全く別のなんだか良い経験をしたな、と
今回は良く気がついたでしょう
ということで
点数は82点

としときましょう。

と、思いました。

ご教授ありがとうございました。



そういう気持ちを共有できる
メンテナンス講習でした。

1995年のダナーライト

ソール張り替え ソールの種類変更 および汚れ落としと靴磨き


2000年のカンペール
かかとのソールの減りのソール補填修理 および汚れ落としと靴磨き


1991年の革靴 中敷き貼り付け かかとソール張りと磨き



ありがとうございました。

おまけ
数々の戦争を抜けて今ここにある明治27年生まれの祖母の嫁入り道具の茶箪笥。 100年ちょい。



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