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藍の葉をもらいました。大鍋に一杯。
いろんなサイトを見ましたが、生葉ぞめに関して、これ!という決定打はみつからず、幼稚園の染め班のお母さんに相談しながら進めました。
木綿を染めようとおもったので豆乳を漬込み、干してそれから洗って(洗うのだったかどうかわからなかったけれど洗ってしまった)呉汁処理を行いましたが、これは煮染めのときに効果をはっきするもので、ひょっとすると酸化で染める藍染めには意味がなかったかもしれません。

木綿はほとんど染まりません
と書いてあるサイトもありました。
でも
木綿は染まるとなかなか色が落ちない
と書いてあるサイトもありました。

温度も関係する
と書いてあるサイトもあって、私は温度が高い方がよいかも、と見当をつけて暑い時間に収穫をしました。
寒い日が続くと藍の葉のなかのインディゴ(染める力)が減ってしまうと書いてあるサイトもありました。
なので何度も漬けて干してを繰り返したのですが、そのたびにうちの簡易脱衣所乾燥室にいれました。
この部屋は湿度が40%くらいで温度が40度でした。
なのですぐ乾いてくれるのでどんどん染め重ねていくことができました。

その葉を取って刻んで洗濯ネットに入れてもみました。葉をとるのも分量がたくさんなので時間がかかりました。そして包丁で刻むのも大変。包丁の切れ味が悪くなりました。研がないと。
で、サラシやもともと草木染めをしてあったいまは色あせたシャツをつけこみました。


この程度でした。いつも染めの作業は「徒労」に終ることがおおく、作業のわりに効果がみえないのであまり好きではありません。今回もこんな、、、友達のアドバイスは「まずはハンカチ程度のものから」
なるほどです。

で、まだあきらめ切れない私は翌朝になって大鍋に残っている刻んで揉んだ藍の葉をミキサーに入れ直して再びしぼりだしました。最初からミキサーでしなかったのはミキサーですると酸化が早まって30分しか染液がもたない、と言われているからです。
なので刻んでみたのですが、効果は前日の通り。

ミキサーで絞った液は手をいれると爪から指先から青く染まって行きます。
昨日の作業は素手でやってもこの染まることがありませんでした。インディゴが出てなかったのでしょう。
液はしっかりとした色がついていますが、実際生地を青くする成分は色がないそうです。
なので色がついていても酸化してしまうともう染める力はのこっていません。

ネットでみたところだいたい染める重さの4倍の藍の葉が必要となります。
100グラムの毛糸なら400グラム。これはけっこうな分量です。




しっかり色がつきました。毛糸はもともとタンポポで染めて黄色だった上に重ねました。
幼稚園のときに元町で買ったという友達が着ていたざっくり編んだ緑色のセーターが忘れられずにそれを作りたかったのです。糸を紡いでいるのもそこを目指してはじめたようなもの。
シャツを着て夕方水まきをしましたが、蚊が寄って来ませんでした。藍の持つ防虫効果なのでしょうか?これは染めの成分にあるのか、藍の葉がもつものなのか?
すでに色をつけることのできない液にズボンをつけこみました。
一晩たってもまったく染まることがありませんでしたが、虫除け効果を期待してやってみました。




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