お彼岸といえば実家ではたくさんのおはぎを作って仏壇にお供えし、そのあと夕飯に山盛り食べた。

で、結婚してからそれをやったら怪訝な顔をされた。おはぎはご飯ではないらしい。
それでも子どもが小さいときには季節の行事として、クルミのおはぎなんかは殻を割って中を出して炒って、それをすり鉢であたって味噌と合わせておはぎを作ったりした。
が、今となってはその気力もなく、

お彼岸の中日すぎたところで思い出したように作った。

といっても
ゴマは買ったもの
小豆も買ったものを茹でてこしただけ
きな粉ももうきな粉になっているものを買って来ててんさい糖混ぜただけ

もち米も買った
うるち米も買った



つまり、日本のバレンタインの時期の手作りチョコくらい嘘っぽい
「手作り」おはぎ

ひとつひとつ作った材料でこさえるから、ご先祖さまに今年もこんなに実りましたってお供えしてありがたいけど、
まあ、今年も無事にこれだけの材料が変えました

ってのでも充分か。



ありがたい。



自家製味噌がひかり有機味噌に負けて二年分の在庫があるので、9か10年前にもやった小豆は味噌味。
ゴマはごま塩。
きな粉にだけ甘くしててんさい糖入れた。

16平米の部屋にどんだけ時間をかけるのか、と思うのだけど、まだまだ。
もうギブとおもったところでワックスをかけた。
キヌカという米ぬかからできたワックス。建てた時の余りだから震災前の貴重なワックス。そろそろなくなってしまうな、。


木目の堅いところ、たとえば年輪の冬のところの上とか、幹の節とかのところが光るのがきれい。

なるべく薄くかける。
両手にウエスをもち、片方にキヌカをつけて片方は広げるとよいのかな。それでもムラはあるが、磨けばよくなりそう。

いつも過ごしているから、少しづつ汚れてしまっていたことに気がつかない

怖いな、そういうの。
慣れとか、そういうたぐい。

だから何が前と違うか全然わからない。
けど、磨いてきれいにしたら
あ、この感覚だ
と目が覚める


ので私は床の掃除をしている。

4年分の垢


雑巾よりもこれが良さそう。

そして水溶性の汚れみたいなのでクレイと松の樹液洗剤の森のなかまを少し入れた水で磨いているところ

今日の雲はやけにふんわりと舞っていました。大原で祭祀、裸祭りが行われているからかな、と思います。

家の引き渡しから4年経ちました。
すぐ半年後に原発事故と震災があって前とはすっかり変わってしまいました。しまいました、という気分です。

しまいました。

原発事故と震災がなかったらの人生がいつもどこか頭の中でパラレルに行われているようで、そちらの世界をよく想いをはせてしまいます。
そろそろそうしたことも終わりにしたいと思います。
が、いつまで思うのか。
任せようともおもいます。

知らなかったけど、このチョコ、そんじょそこらのチョコとは違うものだろう、と調べてみたら

本物の手作りチョコ。

日本じゃチョコを溶かして型にはめるのを手作りチョコ、なんて言ってるけど、

カカオ豆から炒って、殻を取り除いてカカオバターを作って、それからチョコレートにする、というこだわりもの。
アメリカでは色んなところで販売しているみたい。

貸し出したマットや寝袋、ザックと話ができたら色んなところに行ってきたみたいだから、楽しいだろうなー、けど、黒マットなんて1991年から使っていて自転車の輪行のとき無理やり自転車の袋に入れられたりして穴が空いてるし、色んなこと話されても困るからはなしが出来なくてよかった。